映画「一粒の麦」を見てーー弁護団日記(連載11)

ウィメンズアクションネットワーク(WAN)に連載中の弁護団員による、リレーエッセイ、第11回目は、女性労働者の昇格や賃金差別事件を長く担当してきた今野久子弁護士が担当しました。日本ではじめて女性として医師資格を認められた荻野吟子さんの生涯を映画化した「一粒の麦」の山田火砂子監督は、映画制作中に一連の医学部入試差別問題を知り「明治時代にさかのぼったのかと驚きました。」と感想を述べておられたそうです。…Read More

順天堂大学に対する訴訟第2回口頭弁論が開かれました

11月28日、学校法人順天堂大学に対する第2回口頭弁論が開かれました。 審理概要・被告が、準備書面(1)について陳述しました。被告側の書証は、求釈明等への対応が整い次第、提出するとのことです。原告側は、今回提出された被告の準備書面(1)には、訴状記載の原告側の法的な主張に対する認否が欠けていることを指摘しました。 次回口頭弁論期日は、2020年1月16日(月)午前10時30分から、東京地方裁判所第…Read More

東京医大に対する訴訟第3回口頭弁論が開かれました

10月25日、東京医科大学に対する訴訟の第3回口頭弁論期日が、開かれました。 審理概要は以下の通り · 3名の裁判官のうち1名が交代し,「男性2名,女性1名」という構成になりました。 · 提出書面等につき,訴状・準備書面については陳述,書証については取調べがなされました。 · 原告代理人山崎弁護士から,原告が1名追加となる旨,説明しました。 · 原告側では,今回の期日までに「受験年度の確定」と「訴…Read More

順天堂大学医学部における不正入試に対する損害賠償請求訴訟を提起しました

          6月20日、順天堂大学医学部入試における女性差別により、損害を被ったとして、13人の元受験生の女性が、受験料の返還と不公正な入試を受けさせられたことに対する慰謝料を求め、学校法人順天堂に対し、4270万1080円損害賠償請求を提起し、弁護団が記者会見を行いました。(事件番号:令和元年(ワ)16146号損害賠償請求事件) 順天堂大…Read More

東京医科大学に対する訴訟第1回口頭弁論が開かれました

6月7日、医学部不正入試について、東京医科大学を被告とする損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が開かれました。被告は欠席し、弁護団代表の角田由紀子弁護士と、原告1名が、裁判所で意見陳述を行いました。また、欠席した東京医科大学からは、本件訴訟の棄却を求める内容の答弁書が提出され、擬制陳述されました。   ●意見陳述書(原告)    私は、20代で、平成28年から平成30年の3年にわた…Read More