聖マリアンナ医科大学に対する弁護団声明を公表しました

聖マリアンナ医科大学が実施した過去の医学部入学試験に関し,昨年12月22日付に出された「第三者委員会」の調査報告書では,入試委員長らによる性別現浪区別という属性を理由とする一律の差別的取扱いが行われていたと結論づけました。

ところが,同大学は、本年1月17日にウェブサイト上で,過去の入試の実施における女性への差別的取り扱いに関して,「本学といたしましては,一律機械的に評価を行ったとは認識しておりません」とした見解を表明し,属性による一律の差別的取り扱いを否定しました。

こうした同大学の見解に対し,当弁護団としては,意見を公表し,大学側へ通知しました。弁護団の見解を踏まえた速やかな対応を大学に要請しております。

聖マリアンナ医科大学に対する弁護団声明